歯が黒い人を、東南アジアに来られた方は、一度はご覧になったことがあると思います。お歯黒のような感じです。
これは、キンマの葉にビンロウの実、石灰などを包んだ物を噛む嗜好品を長く続けた結果です。
ビンロウの実を葉で包んで噛むのですが、この葉の名前は「พลู(phlw)」、学名でいうと「Piper betle」でコショウ科の植物です。
ビンロウの実のことをタイ語では「หมาก(màak)」といい、食べることを「กิน(kin)」といいます。
そんなところから、日本語ではこの葉の名前を「キンマ」ということになったらしいです。
実際には、これは食べるのじゃなく、噛むだけで飲み込まず頻繁に唾を吐き出します。噛みたばこみたいなものですね。
噛んでると唾液は赤くなり、歯にこびりつき、繰り返すことで歯が褐色に変色する。
この「キンマ」一連の事をアカ語では「Lu Pav Ghoq(lu paʔ ghò)」と言います。



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